カポエイラと戦ってみた

  • 2012/08/07(火) 12:25:06

 今日はカポエイラについてです。

 私がもともと持っていた「カポエイラ」の今までのイメージは
   逆立ちしながら蹴りで戦う格闘技
といった漠然としたものでした。
 
 それがスパーリングをしてからは印象がガラリと変わり、どちらかと言うと
   独特のリズムで予期できない動き
にこそ本質があると感じました。
 そして必殺技が
   タックル
というのも初めて知りました。

 そこら辺のことを動画を使いながらご紹介したいと思います。

 まず、カポエイラは独特のリズムを持っています。
   ジンガ
というそうです。

 下の動画はジンガの基本のステップです。
 常にこのリズムを取りながら動くのですが、実にやりにくかったです。




 そしてタックルです。



 予期しない動きからいきなり来られるので最初の方はかなり投げられてしまいました。

 防御についてですが、カポエイラは
   ほとんどガードを使わず
上体を動かしてかわすだけでした。

 下は防御の動画です。




 同じ動画を4分の1のスローにしてみました。



 これがまたパンチを入れづらいのなんの。
 いつも
   低い体勢
をとっているのでパンチを打てるタイミングがなかなかありません。

 そこで顔を思い切り蹴り上げようと思ったところ、すぐにタックルに入ってくる。
 ホント、やりにくかったです。

 蹴りを出すときも、顔は正反対を向いていたり、股の間から覗き込みながらだったり。
 一発いい後ろ蹴りをもらってしまいました。

 ただし、動きに慣れてくるとそれなりに対応ができるようになって来ました。
 知られてしまえば秘伝も秘伝ではなくなる、とはよく言ったものです。

 私は最短最速で無駄のない動きを目指していますが、それとは全く逆の格闘技があることを知り、また深い格闘技の世界を垣間見た次第です。

更新さぼってます。

  • 2012/07/14(土) 07:39:05

うう、更新サボってます。
次はカポエイラと戦った時のことを映像付きで載せようと思っているのですが、もうちょっとだけお待ちください。

今まで忙しかったんです。。。
おかげさまではいりたい会社から内定もらうことができました。
転職のことが片付けば、また時間ができると思います。
本当は練習の時以外は家でゴロゴロしてるんで暇はあるんですけどね。

最強の格闘技は何か、という雑談

  • 2012/06/24(日) 12:20:10

 今日はいつもの技術的なのと違って、私の格闘技に対する考え方などについて語ってみたいと思います。

 「最強格闘技は何か」男の子であれば誰しも心躍る話題だと思います。
 私自身それ系の漫画は大好きで、道場で指導するときなどによく引用したりします。

 ですがこれもフィクションだからこその話。
 妄想であればこそ、いろいろと想像し話題も尽きることはないのですが、実際私は
   どの格闘技が実戦的か
なんて考えたことはありません。
 ただ、ひたすら練習するだけです。

 たとえばテコンドーでいえば
   華麗な後ろ回し蹴りをしたい
といったごく単純なマニアというか、オタク的発想から始めただけでした。

 格闘技の技術に必要の無いものはありません。
 だから私はひとつの格闘技にこだわることなく、いろいろな技術を身につけているのです。
 で、なぜなのか疑問もわくところですが、考えてみれば単純なこと、格闘技の世界は
   経験
が大きくものをいうからです。

 パンチをかわすのに目で見てよけることはまずできません。
 見ることはもちろん必要ですが、それは
   パンチを見ている
わけではなく
   相手の体の動き
を見ているわけです。
 具体的にいうと
   肩の動き、前足のおいている位置、視線、表情、その他etc・・・
等さまざまな動きから相手を分析し、
   経験則
から
   パンチがここにくる
といったことを予測してかわしているわけです。

 だから自分の格闘技のルールだけで試合をするのであれば、攻撃のパターンは決められていますから
   スタミナ、威力
といった若さ的なものが重要なファクターとなってきますが、他の格闘技のとの戦いとなると
   いかに相手の動きが自分の経験則に当てはまるか
ということが重要なのです。

 私もいろいろな格闘技を経験してきましたが、最初は未経験の格闘技の
   リズムや動き
等がつかめず苦戦したこともありました。
 しかし長年やっているとどんな格闘技にも
   動きの共通点
があることがわかってきました。
 パンチ、キック、投げ、絞め、関節技、どの格闘技も大まかなバリエーションはそのくらいで
   足の関節が外れて蹴りが伸びたり
   手が取れて飛び道具になったり
といった攻撃はあまり見たことがありません。
 基本の動き(人間の動きといったほうがいいかも)は大体同じなのです。
 今では未体験の格闘技でも十分対応することができるようになりました。

 ただ、
   カポエラ
と自由に戦ったことがあるのですが、これにはかなりやられました。
 自分の経験則に当てはまらない動きが多く、
   逆立ちしたり、寝そべったり
といった体勢から攻撃されると、すきだらけに見えつつも
   ぜんぜん反応
できないのです。

 ただ、10分もして相手の動きのパターンがつかめてくると、逆立ち等にはすきも多く、こちらのほうが動作がコンパクトな分、動きも速いですから余裕を持って戦えるようになりました。
 対カポエラはそのうち書きたいと思いますので楽しみにしててください。

 といった感じで私にとってみれば、
   空手とキックどっちが上か
なんて考えてみても、
   動作を大きいが威力がある
とか
   威力は小さいが動きはコンパクト
といった考え方の方向性は若干違うものの、技術的な面だけで言えば、
   あまりかわりない
と思うし、それよりかは練習の密度や経験のほうがはるかに強さに関係があると思います。

 なのでそういった
   最強格闘技
の話題や、攻撃の制限を無くして色々なことができるようにしているといいつつ、ルールで細部まで細かく制限している
  総合格闘技
には、私が思う強さにはあまり関係が無いと思うのであまり興味が無いです。

 また、実際に街中で使うといったいわゆる実戦について考えてみます。

 これも客観的に世の中を見てみればわかると思いますが、今、軍隊、警察等において格闘技の技術は昔と比べて
   あまり重要視
されていません。というかむしろ軽視される傾向にあります。
 この凶悪犯罪の増加が叫ばれている日本においてもです。
 なぜならば、それは人を倒すのを指導するのに
   格闘技を叩き込む
よりも、最新の武器を入れて
   使い方を覚えさせる
ほうがはるかに効率的で、安上がりだからです。

 殺人のニュースが相変わらずテレビや新聞を賑わしていますが、あまり
   チョークスリーパーやひざ蹴り
で殺したとか聞きません。
 むしろ銃や刃物のほうがはるかに多いでしょう。
 やっぱり圧倒的に武器を使ったほうが確実だからです。

 もしかして、
   武器を使ったら警察に捕まって刑務所行きになる
けど、
 素手なら喧嘩の延長だから捕まることはない
なんて考えていませんか?
 それは大きな間違いで、実際はどっちも一緒です。

 たとえば人の顔を思いっきり叩いて
   相手にけが
をさせ、刑事さんに調べを受けているとします。
 これが素人同士だったら、怪我が軽傷ならば
   きつい説教程度
で済ますこともありますし、お互いの合意があれば示談、いわゆる金で解決することもできます。
 大体が酒がらみで、次の日には素面にもどっていますから。

 ところがもし、たとえばボクシングジムに通っている人間が
   相手を殴ってけがさせた
となると、同じような喧嘩でも全く
   調べ方、扱い方
が異なってきます。
 まず、刑事は頭から傷害の意思を疑ってかかります。
   なんでお前、逃げなかったんだ。喧嘩する必要なかっただろう。
   ちょっとは自分の腕を試してみたかったんじゃないのか?
といった具合です。
 そして
   こいつこのまま帰したらまたやるかもしれんぞ。
   きっちり事件にしとこうや。
といった具合に判断され、格闘技をやっていたがために、
   かえって裁判所行き
となってしまうのです。
 これでは本末転倒ですよね。
 格闘技はやればやるほど、実際には使えなくなってしまうのです。

 だからわたしがこのBLOGで
   ボクシングや空手、寝技は実戦では使えない
なんて言っていますが、それは
   弱い
という意味では断じてなく、この現代の訴訟社会において
   人の顔を殴ったり
一対多人数で武器を普通に使う現代の喧嘩で
   地面に寝たり
はできないだろう、と言いたいのです。

 では、武器が簡単に手に入る今の世の中で、格闘技の技術に
   存在価値
は無いのか?というとそんなことはありません。
 相手にダメージを与えずに痛みだけを与える、取り押さえるといった
   相手に与えるダメージの調節ができる点
が素手で相手と戦う際の
   唯一にして最大の
利点なのです。

 そういった観点から私は少林寺拳法を行なっているわけです。
 ちょっと動きが止まる程度のパンチを入れて、そのすきに関節を取って地面に転がし押さえつけるといった少林寺拳法の戦い方は非常に
   実用的
です。
 実際今まで私は数多く仕事のなかで少林寺拳法を使ってきましたが、問題になったことは一度もなかったです。
 その理由は相手に
    怪我をさせていないから
というその一点に尽きるのです。

 だから正直、少林寺拳法がボクシングやブラジリアン柔術よりも強いなんて思っていません。
 むしろ弱いんじゃないか、と思っています。
 ただ、私が使った場合には実用的だった、と経験則から思っているだけです。

 また、リアルな戦いで
   格闘技の技術を尽くして戦う
なんてことは絶対にありません。

 ですから実戦的だのどうだのと考えることは趣味の世界においといて、ぜひロマンを追いもとめ
   自分の流派こそ最高
と信じて達人を目指して頑張っている方々を一番素晴らしいのではないかと思います。